2017/05/13 13:00

初夏が訪れるこの季節、眩しい太陽の陽射しからも「海」へ気持ちが馳せる頃ですね。
北欧フィンランドも日本と同様に四季があります。

 

フィンランドの長い長い冬から春へ季節は移り変わり、そして待ちに待った初夏が訪れます。
人々は心待ちにしてしていた太陽の陽射しをたくさん浴びようと、屋外で家族や友人と過ごす時間がぐんと増えてきます。
海や森で思い思い時間を過ごす至福の季節です。
北欧フィンランドの夏は短かく、この季節は北欧の人々にとってはとても貴重な期間になります。
海辺では日光浴をする人たちでにぎわいます。

 

季節がありモノやコトを大切にする北欧ライフスタイル。
日本とも通じるものが多く、彼らのシンプルで穏やかなライフスタイルに憧れる人たちが増えてきています。

モノやコトを大切に扱い長い時代を経て受け継がれていくライフスタイル。
長く北欧の時間を経て日本にへも受け継がれてくるものがります。
 

 

ご紹介する「アラビアヴィンテージ」は1970年代後半のアイテムです。
長くフィンランドで大切に使われていたこちらの「クリーマー・ミルクピッチャー」。

デザインシリーズの名称は「Meri / メリ」。
フィンランド語で「海」を意味します。
製造数が少なく希少性の高いアイテム「Meri」。
ご紹介することができ光栄に感じています。

 

落ち着いたブルーにほんのりグリーン掛かった色合いが独特で素敵ま佇まいです。
側面にはブラウンのラインが惹かれています。
浜辺と海、そんなイメージが広がります。
落ち着いた色合いが穏やかで静かな海を連想させそうです。
 

 





コーヒータイムに「クリーマー・ミルクピッチャー」としてご利用しながら、北欧の初夏や海を感じられたら素敵ですね。
海の色、浜辺の砂、打ち寄せる静かなさざ波、波打ち際に混ざる砂、波の音。

静寂で心休まるひと時、そんな印象をわたしは受けます。


安定感のあるフォルムや色合いからも北欧インテリアとしておすすめです。

小さな植物やお花を活けてテーブルやお気に入りのコーナーに飾ったりと、いろいろ活躍しそうです。

 


フィンランド「ARABIA/アラビア」社は、1873年にフィンランドのヘルシンキ郊外にあるアラビアという地名に設立されました。
この窯はスウェーデンの陶磁器ブランド「Rorstrand/ロールストランド」によって建設されました。
発足当初、「ARABIA/アラビア」は「Rorstrand/ロールストランド」の傘下として設立されたのです。
その後、1916年に独立を果たした「ARABIA/アラビア」は、「フィンランドを代表する陶磁器メーカー」として地位を確立し始めました。そして、国内フィンランドの半分以上の陶器製品の出荷数を占めるまでとなりました。
独立してからのアラビア社は、より一層技術やデザインを磨き上げていきました。
そのレベルはパリ万国博覧会に出展されたアラビア製品が金賞を受賞するまでに至ったのです。
現在、「ARABIA/アラビア」の装飾技術は国内外から非常に高い評価を受け、ここ日本でも北欧食器気ブランドとして絶大な人気を誇っています。歴史背景からもうかがえるように、1873年から作られてきたアイテムたちは、今は「アラビア ヴィンテージ」としても高い評価を受け続けファンを魅了しています。
 


これからも長く代々受け継がせてあげたい素敵なアイテムです。